NO NUKE Ibaraki

原発事故から廃炉期へ…茨城の未来。

福島原発告訴団・関東

13262人分の告訴状が福島地検に無事提出されました。

http://dainiji-fukusimagenpatsu-kokusodan.blogspot.jp/

私の陳述書よりーーー

自分が被曝者になるとは思いもよらず、茨城の土地で農業を営むことを決めフランスより帰国して5年になります。

 福島原発事故という人災による公害が福島をはじめ近隣県茨城の土と住民に襲いかかっています。

 原発が安全なのかどうか、放射能が危険なのかどうか福島原発事故以来、活発に議論されましたが

― 放射能汚染とは何か、被曝による疾病やしきい値など、未だ明らかではないこと (※)

― 福島原発事故が完全に収束していないこと など、

原子力を推進し原発産業を営んできた電力会社、経産省、文科省、安全保安院、安全委員会、関係者は、今なお国内外にその安全を証明し説得し風評を払拭し、平和で安心できる市民生活を何一つ保障することができていません。それは、今まで原発における事故に誰も責任を取らず、不都合を隠し、その技術においても反省や判断が疎かであったことに因ると思われます。

 私たちは毎日、低線量の被曝をし、低線量汚染の食品を生産し口にします。今起こってしまった人災によるこの公害をこれ以上拡げないこと、被曝させない・被曝しない こと、不安や精神的苦痛・負担・ダメージを回復すること、そのためにはこの福島原発事故の原因究明つまり"責任"を明らかにし知らしめることから始め、私たちは汚染した土地で復興・再建しなければならないのです。

(※)CEPNなどの研究による安全基準値でも、チェルノブイリ原発事故から25年経った現在フランスで多くの白血病・甲状腺異常が現れている

ーーーー以上です